前回は私が経済の読書会に行くようになるところまでお話させていただきました。
政治経済の勉強は続けておりました。
なぜ、私が政治経済の勉強を続けられたのかと言えば単純に楽しかったからです。
世の中の仕組みを知る事で、今まで点と点だったことが繋がって来ました!
そして、もう一つ。
私は
「これらの仕組みを知らなかった事でめちゃくちゃ人生損をしてきた!」
という事に気が付いてしまったんです!
そして、知れば知るほど
「これは国民誰もが知っておくべき知識ではないか?」
と考えるようになりました。
それは今も同じです。
なので、私は現在小規模ではありますが、
【ワイワイ♪政治経済】という有料オンラインサロンを主催しております。
当時は自分の仲の良かった友人らに
政治経済のことを知る勉強会を小規模でやったりもしました。
正直、「私よりみんなの方が知識があるんじゃないか」という気持ちもありとっても怖かったです。
私なんかより他の人の方ができるのではないだろうか?
でも、私はこれを伝えたい!
また、金融経済の読書会など、様々な読書会や勉強会に参加していた事もあり、自分の知識レベルがどれくらいかわかってきていました。
私はどうやら必死で学んできたので、普通の人よりは知っているらしいという事がわかってきたんです。
これはとってもいい気づきでした。
やっぱり、私なんて大した事ないという気持ちが常にありましたから。
でも、他の参加者がすごく初心者な質問をしているのを聞いたり、トンチンカンなことを言っているのがわかるようになっている自分がいたんです。
「あー。私、随分わかるようになってきたんだ」
とすごく嬉しくなりました。
実は2011、2012、2013と3年連続で「日経TEST」というものを受けているんです。
学び始めて1年目に夫と受けました。
1年間かなり頑張ったけれど、夫と同じ点数という。笑
ちょっとだけショックでした。
やはり、私は一般の人より元々知識が足りなかったのだと。
一体、この一年勉強していなかったら何点だったのだろう?と思いましたね。(笑)
ただ、毎年すごい伸びました!
これはとっても嬉しかったです。
1年目は 540点、2年目は611点、3年目は688点。(1000点満点中)
3年目に関していうと、パーセンタイルランクという自分よりスコアの低い人が何パーセントいるか?というものが「90」でした。
つまりギリギリ上位1割に食いこめたんです。(笑)
これは本当に嬉しかったです。
試験当日の手応えも全然違いました、最初の方の問題が簡単すぎてスラスラ進めたのがとてもびっくりでした。1年前に受けた時、2年前に受けた時は一生懸命問題を読んでいた気がしますから。
この後第二子を出産したため、そこから日経TEST受けられてませんが、また機会をみつけて受けたいと思っています。
(ちょっと怖いけど。笑)
ちなみに政治経済の勉強初期は同時に勉強していた英語。
TOEICは2回受けましたが、2回とも300点台でした。
勉強の仕方が悪かったんですかね?単語は結構覚えた気がするんですが。
時間の無駄な気がして学ぶのをやめましたね。
政治や経済の事って、仕組みがわかるとどんどん知識が勝手に入ってきます。
私はだから大好きで、知るのも楽しいし、覚える必要もない。
そして、何より今の生活と繋がっているからこそ、非常に意味のある事だなと感じています。
ニュースなどで言われる話が正しい事なのか?
最近はある程度自分の物差しで考えられるようになってきました。
分野にもよりますが。
一体何が原因でこんな事になっているのだろうか?
など、ある程度見えておりますから、具体的な対策はかなり難しいとしても、「違和感」が本当に違和感なのかを確かめられる術ができたんです。
ニュースとかで言われている事って「本当?」って思う事ありませんか?
でも、政治経済の知識がなかった時はそれが判断できなかったんですよ。
でも、今はそれが自分の中である程度答えが出せる。
それがとても気持ちいいし、だからこそ、どんな人であれ、
「読み、書き、そろばん、政治経済」
という社会を実現したいって思っています。
これは現在私のオンライン家庭教師でも実現しており、2019年から小学生高学年には「世の中を知る授業」として、一部の生徒さんには受講してもらっております。
小学生でも十分理解できますし、ある程度の知識や概念が蓄積すれば(活字が得意であれば)日経新聞も読めるようになると思っています。
息子は私の政治経済の話に小さい頃から付き合ってくれていたので、まだまだではありますが、社会の事には非常に興味関心を持っていて、選挙の時は立候補者の載っている新聞や地元議員の普段のチラシなどは勝手に読んでいます。
近所の街頭演説も歩きながら聞いてきて、私にその内容を教えてくれたりもします。
興味がなかったらそんな風にはできませんよね。(笑)
まだまだ自分自身できちんとした言葉で説明できるレベルではありませんが、興味関心を持っていることと、自分がやっているゲームの会社に対しても経済活動と結びつけて考えられているのが大きいです。
私は無理やり詰め込むのが嫌いです。
正直、県庁所在地を100%漢字でかける事など時間の無駄だと思ったりもします。
大人になったら忘れてしまいますしね。(笑)
私は数回前の記事にも書きましたが社会科が嫌いだったんです。
なんのために暗記するのか、訳がわかりませんでしたから。
(それでも、真面目だったのと、小学校の頃はまだ暗記が好きだったので完璧に覚えましたけれど)
でも、今、政治経済を学んだ上で、歴史の漫画などを読むとすごくわかるし、繋がって行くんです。やはり人間の生活は貨幣が出てきてからは特に経済の歴史だと思えるんですね。
そういう意味でも歴史も、経済の知識や概念が入ってからの方がわかりやすいなと思いました。
そして、政治経済を誰もが知る事で、国が、世界が間違った方向に進まないようになると考えています。
私自身、個人個人の事に関して「正しい、間違っている」というジャッジはいらないと思うんです。
例えば「お行儀よくないのは間違っているとか」「早起きが正しい」とか、これは個人の勝手だと思います。
でも、人が二人以上になるときにはやはり、ルールが大事です。
ルールを決めるときに、ある程度正しい方向がなんなのか?という部分を共有し、その正しさに向かって物事が動く事が好まれます。
政治経済って、一人じゃ成り立たないものです。
集団だからこそ、それがある訳です。
ですから、集団における「正しい、間違っている」は、ある程度過去の経験から判断できるものに関しては判断するのが一番いいと思っています。
そういう訳で、私は第二子妊娠前までは特に政治経済が楽しくて、沢山学んでいました。
それでいうと、当時は池上彰さんの番組も結構見ていた気がします。
でも、池上さんの本なども読みすぎていて、流れから、番組の8割くらいは次に出てくるものがわかっていました。(笑)
良い復習になっていたと思います。
第二子妊娠してからはほとんど、勉強する時間もなく、お腹の中の胎児を育てる&会社の仕事のためだけに生きていました。
というのも私は第一子もそうでしたが、どうやら私のお腹の中では赤ちゃんは大きくならないようなのです。しかも原因も不明。
その話は次回しますね!