「育休中に上の子と一緒に留学しました!」
「育休中に難しい資格をとりました!」
「育休中に大学院へ行きました!」
こういう話を聞くと、「ざわざわ」というより、本気で妬ましくてしかたなかったです。
正直今でも、少しざわつくくらいです。
(本音を吐いてごめんなさい)
それは
「自分がやりたかったのに、とてもじゃないけれどできる環境ではなかった事」だからです。
でも、やれない自分を責めないでほしいし、恵まれている人と比べても仕方ないんです。
できるタイミングでやればいい。
人生って長いです。
子供が産まれた後は、10年計画で長期で考えていくことをお勧めします。
10年計画って言われてもピンとこないですよね??
・短期で結果を出そうとしない!
・結果を求めるなら早くて1年後
・とにかく継続する事を考える
・継続させるために無理はしない
・辛い事はやめる
・楽しい事をやる
これだけです。
私の場合は、全く無縁だった政治経済の勉強を始めたのが子供が1歳の頃でした。
勉強といっても、簡単な本を読める時に読むことから始めています。
できるだけ池上彰さんの番組などを見るようにしました。
気になる本は図書館で借りまくりました。
最初の数ページを読んで返したこともたくさんあります。
■それから1年後、日経テストというものを初めて受けました。
結構自分なりには色々学んだつもりでしたが、当日は難しくて消去法でなんとか終わり、時間もギリギリでした。
スコアは540 自分よりスコアが低い人は45%。
つまり平均以下でした。
1年間勉強したのに。。。。
■翌年(学び初めて2年後)
スコアは611 自分よりスコアが低い人は72%
上位3割には入れたんです!嬉しかったです。
試験当日の手応えもまあありました。
■翌々年(学び初めて3年後)
スコアは688 自分よりスコアが低い人は90%
上位1割にぎりぎり入れたんです!
びっくりしました。
まさか、自分がここまでいくとは思っていませんでした。
それ専用の勉強をしたのは最初の年だけでしたから。
試験当日の手応えはありまくりでした。(笑)
最初のページは一瞬で終わり、
「簡単だな〜」って思えるところが増えていました。
でも、机に向かって勉強なんてしてなかったです。
楽しくて、政治や経済の本を読んだり、新聞を聴いていただけです。(聴く日経という音声)
podcastでも有識者の話は楽しく聞いていました。
私は子供が産まれて絞れたんですね。
今まであれもこれもだったのに。
あれもこれもできなくなったから、できることしかやれなくなったんです。
今まで楽しくやっていた交流会的なものもやれなくなったし、作曲もできなくなった。
色々できなくなって、本当真っ暗だったんです。
だから、「できる事をやろう!」って気持ちを切り替えられたんです。
●子供が0歳の頃
「ベビーカーで子供が寝たら本屋で立ち読み」
↓
「図書館のweb予約を使いまくり、毎週大量の本を借りて、合わないものは読まずに返す」
↓
「政治経済の勉強開始」
詳しくはこちらの記事⇰ http://saaya.watashi-ha-watashi.com/keii03/
につながってきています。
結局、子供が産まれても自分のやりたいことができる人って環境に恵まれてます。
子供に恵まれてます。笑
だから育休中に「あれしたい!」「これしたい!」なんて
本当限られた運のいい人しかできないんです。
私は両親も義理の両親もフルタイムで働いていて基本的には頼る事はできませんでした。
夫は仕事が忙しく、単身赴任の時期もあってほとんど自分一人で二人見てきたと思いっています。
子供のことで救急車に乗ったときは2回とも夫は休日なのに仕事でいない。
一人で不安を抱えながら救急車を呼ぶ。
こんなことばかりです。
夫も仕事が忙しくなかったらもっと協力してくれていたとは思いますが、寝る時間も満足に取れないような人が家事育児をやる余力などないですよね。
今子供が11歳と7歳です。
二人とも小学生です。
一人目が小さい頃は、赤ちゃんいてもやりたい事はできると勘違いしていました。
赤ちゃんが産まれた瞬間、自分の時間は0になり、睡眠時間すら満足にとれなくなります。
自分がご飯を食べるために、抱っこをおろすとなく、トイレに行くとギャン泣きが聞こえる。
自分はあかちゃんの奴隷だなとそう思っています。
生きる気力すら持てない。
正直あれは生き地獄でした。
今私が第一子を産んだとしたら、赤ちゃんを抱っこやおんぶしながら、アマゾンプライムビデオをブルートゥースイヤホンでずっと見てると思います。
眠らせてもらえない。
何もさせてもらえないなら、そうするだろうなと。
その時できることをやって、その時できる楽しみを見つける事。
それが大事だなと思います。
自分の自己実現とか、夢とか、そういうこと考える気力すらなくなりますよね。
生きていく力すらなくなる。
それが最初の赤ん坊が産まれて子供を保育園にあずけるまで続いた状態でした。
特に自分が子供を産んだ年齢はもうすぐ28歳というタイミングだったので、友人はみんな楽しそうに生きている時期だったんです。
自分の事に集中して生きている。
羨ましかったです。
私自身、そこからどうしたかと言うと、「取捨選択」をしていきました。
できない事は一旦諦める。
今やっても仕方ない。
その代わり、長期的に積み重ねて行けることをする。
本当にそれに尽きました。
ですから、子供が小さくて何をしていいかわからない方は、
【子供が小さくてもできる楽しい事】をとにかく続けてください!
飽きたら、少し横にずれてもいいんですよ!
大事な事は「好きなことをやり続ける」ということです。
何をやっていてもいいんです!
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